A-10SG アンプ組み立て


A-10SGのプリント基板にパーツを半田付けします。

背の高いコンデンサの取り付け前までは基板のパーツ取り付け面側に10~20mmのスペーサを取り付けてから

半田付けすると安定し作業し易いです。
パーツは背の低いものや、静電破壊しないものから先に付けます。

パワーICは先に付けてしまうと、ヒートシンクやアルミ板の穴位置加工の精度によっては組み込みできなくなります。

仮組みして十分に確認してから基板に付けます。


部品の取り付け間違い(抵抗はサイズが殆ど同一なのでカラーコードの確認)や半田のチェック(半田タッチ、イモ半田等)を怠らないように。

LEDはDiGi Fi組み立て時に余ったアイスブルー色を使いました。高輝度タイプなのでかなり明るいですが、なかなか良い色です。

A-10SG
抵抗やコンデンサのリード線は、あらかじめフォーミングしてから基板に差し込みます。

LEDはフロントパネルに開けた穴に当たるよう手前に曲げています。
A-10SG
手前のステーはケースのフレームに穴を開けたくないので位置をずらすため

使用しています。

A-10SG
A-10SG
アルミ板と抵抗の間隔は狭いです。

IC取り付け穴位置に注意。下から14mmは厳守。
A-10SG
入力側はシールド線を使用してみました。

スピーカー及び電源ラインは1.25sqを使用。

*ケーブルは直付けしています。

ステーについて

ケースフレームに穴を開けたくないので、底板の穴位置をずらすために使用しました。

近所のホームセンターにて購入 

厚み1.6mm

スペーサーについて

ヒートシンクには2本共L=5mm、後方(基板のヒートシンク寄り)の2本はL=20mmです。

基板手前側2本は厚み1.6mmのステーを間に8.5mmと10mmを使用。よって長さ20.1mmとなりますが、後方のスぺーサーとの

差は僅か0.1mmなのでOKでしょう。



ケースについて

          
ケースはタカチ電機工業のSL88-20-23BSを使いました。上面だけですが放熱穴があり、丁度良い大きさです。

サイドウッド付きのものもあり見た目は良いのですが、少々価格が高いのでこれを選びました。

途中まで組んだ状態
A-10SG用フロントパネル
A-10SG用リアパネル
パネルに穴開け

フロントパネル(左側)、リアパネル(右側)