A-10SG アンプ組み立て
雑誌ステレオ時代 Vol.8にアナログアンプの基板が付くということで早速購入。A-10のDNAを受け継ぐということで気になりました。
基板のパターンを見ると普通に半田付けできるようなランドの大きさと間隔です。
この基板のように、すべての部品を自分で付けなければならないというのは、物作りが好きな私には丁度良いものでもあります。
パーツは部品表を見るといくつか手持ちがありましたので、部品パックではなく必要なものを自分で揃えることにしました。
勿論ヒートシンクの穴開けも自分で。また、ケースに入れることとしたのでA-10SGの組み立てから完成まで約1ヶ月かかりました。
下記の作例はケースにタカチのSL88-20-23BSを用いています。ご参考にどうぞ。
ヒートシンク及びアルミ板の加工
ヒートシンクは記事中のものでRSオンラインから購入。アルミ板はモノタロウから切り売り品を購入しましたので切断作業は無しです。穴開けのみです。
アルミ板は30mmx160mmx6mmとしたので穴位置はP44の図と異なります。IC取り付けのためのネジ穴位置は図面のとおりセンターから39.50mmです。
すべての穴位置は下側より14mmとしています。14mm以上だとアルミ板の下側が抵抗に接触しますので注意が必要です。
また、ネジ穴の大きさは当初すべて3.5mmとしていましたが、大きめのアルミとしたので中央及び両端は3.5mmのタッピングネジを使うため後に4.0mmにしました。
ヒートシンクはアルミ板の穴位置に合わせて加工しています。
アルミ板取り付けのためのネジ穴は後に3.2mmに変更しました。 ヒートシンク下側のネジ穴は3mmのタップ立てをしてあります。 |
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中央及び両端のネジ穴は後に4.0mmに変更しました。 | |
・ヒートシンクに反りがあり、アルミ板との間に隙間が生じます。 ・どうやらこのパーツは出来が良くないようです。 ・中央のネジをきつく締める必要があります。アルミ板の板厚が6mmなので タッピングネジは3.5mmを使用しました。 |