カセットデッキ Lo-D D-9修理 B

カップリングコンデンサはすべてニチコンFGに、一部のデカップリングコンデンサもニチコンFGに交換。
一部のセラミックコンデンサは積層セラミックコンデンサに交換。
アンプ部のトランジスタはすべてローノイズ品の東芝2SC1815(L)-Yに交換。
*スイッチング用トランジスタは未交換。 
 
 BIAS発振回路のコンデンサはすべて交換。 電源部のコンデンサは全て日本ケミコンの
105℃品に交換。
 ボタンを押した時擦れる音がするので
突起部分(赤丸印)にTAMIYAセラグリス
HGを極少量塗布。

 ATRSのバックアップ電池が空になったのでCR2032の電池ケースにリードを付けキバンに搭載。

       









メカを載せて、配線のスタイル取りをすると
ほぼ完了です。ヘッドからの3本の線は多少の
ゆとりを持たせて下さい。

 30年を経ているので主に電解コンデンサの交換をしました。DE-5000で容量測定をしましたが、減少はみられませんでした。(電解コンの規格内)

電源部のコンデンサの液漏れもみられませんでした。

このデッキは上記のようにコンデンサやトランジスタの変更をしています。写真はありませんが、オペアンプのNJM4558/Dは全てNJM4558DDに、

FETの2SK163-Lは2SK369-Vに変更しています。なのでD-9とは呼べないかも・・・・・。
(2014/06/08)